桧原湖ポイントマップ おかっぱり編

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桧原湖でおかっぱりする上での注意点

  • 野生動物との遭遇
    桧原湖周辺にはツキノワグマ、猪、猿等注意が必要な野生動物が生息しています。特にツキノワグマと猪については大けがや場合によっては命の危険もありますので、注意してください。
    熊鈴やラジオを携行するなど会わない努力をしていただきますようお願いします。
    「見たことはないけれどいるみたいなので気を付けてね」というレベルではなく、私も年に複数回目撃しますし、道路を横切った、とか、釣りをしていたら歩いていたとか、お客様や知り合いの方の目撃情報も毎年何回か確認しています。当館の周りでも目撃することもあります。
    結構身近な危険なので気を付けてください。
  • 蚊、ブユ、蜂、アブ等の毒虫にもご注意ください。
    特に、ブユについては市街地ではあまり見かけないらしく、被害にあわれる方が多いです。ショウジョウバエのような小さい虫で、手や足の露出部分にたかってきます。あまり刺された時にも痛みなどを感じないので、気づくと刺されていることが多いです。集団で襲ってくることもあって、気づいたら複数個所刺されていたりします。普段刺されないので免疫が無いのか、蚊よりも痒みや腫れがひどく、数週間痒みが治まらない方もいらっしゃいます。5月、6月頃に多いので気を付けてください。
  • 最低でも長靴、出来ればウェーダーが必要です。
    おかっぱりポイントは非常に場所が限られます。特に満水期はかなり限定されますので、少しでも行動範囲が増えるように、準備していた方がよろしいかと思われます。
  • オカッパリでもライフジャケットを着用しましょう。
    足場の悪いところや、急に深くなっているところもありますので、安全のためにもライフジャケットの着用をお勧めします。
  • 満水期に釣りが出来るポイントはかなり少ない
    桧原湖は、自然湖とはいえ、水力発電に利用されていて、桧原湖の水位は人為的に管理されている感じです。
    一番の減水期は真冬になります。その後春になると水門が閉ざされて水を貯め始めます。例年だと5月上旬から下旬頃に満水になり、6月中旬から下旬頃に水を抜き始めます。梅雨時の降水量にもよりますが、その後減水が進み、電力がひっ迫する真夏にかけて減水します。
    早い年で8月上旬ころ、遅い年だと9月下旬ころに夏季の水位の下限に達して減水が止まります。(冬季程は減りません)
    GWに関しては水位が満水にならない場合はそこそこポイントがありますが、満水になってしまうとポイントはかなり限られます。
    一番釣果が期待できるスポーニングシーズンは満水のことが多く、エリアが限定されてしまいます。ボートでの釣りも選択肢に入れていただいたほうがよろしいかと思います。
  • 車上荒らしに注意
    釣りの方はすぐに車に戻らないのがわかっているようで、メーカーのステッカーが貼ってあったり、社内にロッドやタックルボックスが入っていると狙われやすいそうです。

掲載の順番について…

当館をから反時計回りに桧原湖を回る感じで掲載してあります。
最初のポイント(馬の首カーブ下)に行く途中にレンタルボート店のバックスがあるワンドや、こたかもりキャンプ場がありますが、許可を得ないで勝手に駐車して、桟橋を利用する方が散見されるようですのでここで紹介することは控えさせていただきます。
湖畔のキャンプ場やボート店等におかっぱりで入場する際は必ず許可を得てから利用するようにしましょう。(施設によっては利用料や駐車料がかかる場合もございます。)

馬の首カーブ下

目印が無いので場所を説明するのは難しいですが、マップを頼りに向かってください。馬の首の東岸でクランク状に曲がったカーブのところです。
満水時に釣りをするのはかなり厳しいと思います。

   

駐車スペースはカーブミラーのところとその手前に約2台分あります。
矢印の方向に湖への降り口があります。踏み跡がある程度ありますので、それを頼りに降りてください。

無名島(丸山島)周辺

馬の首にある小さな島の周りのポイントです。地元の方は無名島と呼んでいますが、雑誌等で一部丸山島と表記されています。
満水時に釣りをするのはかなり厳しいと思います。
減水時には降り口から北側のショアラインに所々陸から届く範囲に立木やウィードもありポイントが多い
さらに減水が進むと島に渡ることもできるようになります。
島の北側は岬が水中に伸びていてその周り、南側は岩盤質の湖底です。ボートで釣りをしていると南の方が釣れる気がします。

  

駐車スペースはかなり広いです。この手前も止められます。駐車スペースのすぐ下は急なので、コンクリートの壁の向こう側から湖に降ります。

降り口はこんな感じです。黒い線の部分は護岸されていて高低差があるので、白い矢印のように左から回り込むといいでしょう。
踏み跡はあまりありませんので、チョットした藪漕ぎになります。護岸部分は、下草が茂ると見落としやすいので、踏み外して落ちないように気を付けてください。

ワッフル護岸エリア

満水時に釣りをするのはかなり厳しいと思います。
湖側から見るとワッフル(又は板チョコ)のように護岸されたポイントで、湖岸に立たないと道路からは護岸は見えません。地図中①のポイント
スモールの回遊コースになっています。護岸の傾斜のまま一気に深くなっています。ワンキャストで水深10mくらいには届くので、深場のワカサギの群れを追っているスモールにも陸からアプローチできます。

   

駐車スペースはかなり広くゆとりがありますが、11月1日以降はワカサギ釣りのドーム船利用の方が駐車しますので休日は満車になります。
降り口は右奥の白丸のあたりから降ります。

踏み跡が比較的しっかりしているので迷うことはないでしょう。

桧原歴史館前

満水時でも釣りが出来る数少ないポイントの一つです。
駐車場もあってアクセスもいい分、プレッシャーは高いです。
桟橋は村で管理している桟橋ですので、ご利用も自由ですが、将来釣り禁止にならないようにマナーを守って利用しましょう。

  

桟橋から岸を撮影しています。よく見ると岸の護岸されたところに黒くラインが入っています。満水時はここまで水が上がりますので、護岸の上から釣りをすることになります。桟橋の左右は石積になっていて、かけ上がりになるので増水時にはいいポイントになりそうです。

桟橋のスロープ状になったところから右側を撮影
手前と奥に小さな流れ込みがあって、小さいながらチャンネルになっています。その奥は岬状にボトムがせり出しています。
減水時に見ると結構急なかけ上がりになってますね。

桟橋のスロープ状になったところから左側を撮影
こちら側は石積の流出を防ぐためかネット上のもので石を覆っています。根掛かりが多そうですので気を付けましょう。

駐車場はこんな感じです。20台くらいは停められそうです。

大山祇神社鳥居前(オオヤマヅミジンジャ)

沖に沈む鳥居が有名なポイント
満水時におかっぱりで釣りをするのはかなり厳しいでしょう。ウェーダーを着用すれば何とかなりそうではありますが、行動範囲がかなり狭くなりますので、悩みどころです。
湖底に沈んだ桧原宿にむかう参道跡が残ります。参道を挟むようにスタンプがあり、沖の鳥居は減水時に姿を現します。

アクセス方法

入り口は非常にわかりづらいです。
桧原歴史館のまえからこちらに向かうと、一度道路の幅員が狭くなり、右にカーブしてまた広くなります。そのカーブを曲がったところのフェンスの切れ目からアクセスします。車に乗ったままだとわからないと思いますので、カーブを曲がったところで安全に停車して確認してください。駐車スペースはその先のカーブの外側が3ヵ所広くなっていますのでそちらに駐車できると思います。
ルートは踏み跡がしっかり残っているので藪漕ぎという感じではありません。

 

入口はこんな感じです。道路から一段下にあるので車で通っても見落とします。降りる道はしっかりしているので問題ないです。奥に祠があってそのさらに奥が湖になります。

 

カーブの外側が広くなっていますのでこちらに駐車できます。(釣り場からは車が見えないので車上荒らしに注意)

会津川流れ込み

①の流れ込み周辺は満水時に釣りをするのはウェーダーが必要になります。こういう場所は満水時には陸生植物のところまで水が上がってくるので、それなりに立ちこんで釣りをすることになります。
②のやまぐっち桟橋の左側は護岸されていますので満水時でも護岸の上から狙えます。ただし、水面まで2m前後高低差がありますので、伸縮するランディングネットがあると便利です。また、満水時は水深が2m以上あります。落水しないようにご注意ください。出来ればライフジャケット着用が安心です。

駐車スペースです。手前の左側から①の流れ込みポイントにアクセスします。

やまぐっち桟橋から岸を撮影
満水時の湖面、湖底との高低差がイメージできると思います。
※この桟橋はやまぐっちさんの個人所有です。許可なく桟橋を利用することは絶対にお止めください。

奥に行くほど浅くなります。さらに奥に進むと大川入川の流れ込みになります。

野鳥の森ワンド(桧原大橋)

ここも人気のポイントです。
ボート釣りでも人気のエリアなので、実績があるのかと思います。
満水時でも何とか釣りが出来ますが、かなり制限されます。
先行者がいると釣りになりません。駐車場からポイントまで距離も高低差もあるので、桧原大橋の上から先行者がいないのを確認してから向かった方がよろしいかと思います。

   

橋の上から撮った写真です。超減水期に撮っています。バス釣りシーズンにここまで減ることはありません。
浜になっているところは満水時にはすべて水がきていますので、釣りが出来るポイントはかなり限られます。

南から向かった場合は桧原大橋を超えてすぐに入口がありますので左折です。北から向かった場合は野党の森トンネルを抜けてすぐに入口がありますので右折です。看板がありますので見落とさないようにご注意下さい。写真は野党の森トンネルを抜けたところから撮影、先にあるのが桧原大橋です。

駐車場です。4~5台くらい駐車できます。

少しわかり辛いですが、湖に降りる道です。人気ポイントなので踏み跡はしっかりしていますので迷うことは無いと思います。結構下りますので帰りは少し大変かもしれません。

長峰桟橋

満水時でも釣りが出来る数少ないポイントの一つです。
駐車場もあってアクセスもいい分、プレッシャーは高いです。へら釣りや鯉釣りの方にも人気です。
桟橋は村で管理している桟橋ですので、ご利用も自由ですが、将来釣り禁止にならないようにマナーを守って利用しましょう。

    

駐車場は10台駐車可です。右奥が桟橋

くし形のかなりしっかりした造りの桟橋、右奥の岩のハンプが気になりますね。

一番奥からキャストすれば届きそうな距離です。ハンプトップに届くと根掛かりの可能性もありますが、トップに届かせなくてもハンプの根元に落とせば釣れそうです。

満水時には赤土の部分のほとんどが水没します。下に転がっている岩もいいポイントになりそうですね。

桟橋の左右に3ヵ所づつアンカーのコンクリートのブロックが沈んでします。ワイヤーロープとつながっているので、ストラクチャーにもなりますが、根掛かりにも注意です。

雄子沢川流れ込み

渓流が流れ込んでいるポイントです。①のポイントは満水時にはウェーダーが必要です。ウェーダーがあってもかなり釣りが出来る範囲が制限されます。②のポイントは満水時には釣りが出来ないと思います。

    

①のポイントの駐車場は5台くらい駐車可ですが、釣りが出来るのは2~3人程度です。

駐車したら南側の坂を下って奥の方に左に降りる降り口があります。(下写真)

溝状になった高低差約2m程度の赤土の坂を下ります。写真では解かりづらいですが、左右の草木を掴みながら降りるくらい少し急です。滑るのでご注意ください。

②のポイントへは、1台分だけある道路横の空きスペースに車を停めて、林の中を踏み跡を頼りに進みます。緑の濃い時期は熊笹が茂るのでちょっと分かりづらいかもしれません。

目印は道路標識になります。北から南下した場合は上の写真の左側の標識を過ぎてすぐ左側に駐車スペースがあります。南から北上した場合は上の写真の右側の標識のすぐ手前の右側に駐車スペースがあります。この標識は1つの標識の裏と表になります。